宅建業者と宅建士の違いをわかりやすく解説

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新人くん「“宅建業者”と“宅建士”って、名前似てますけど何が違うんですか?」

タク「全然違う。会社と人、って思えばOKだね。」

宅建業者は不動産会社などの法人に与えられる免許。

宅建士は、その会社の中で契約や重要事項説明を行う国家資格者です。

この記事では、この2つの違いを短く、わかりやすく整理します。

この記事を書いた人

・宅地建物取引士(国家資格)
・不動産賃貸営業歴6年
・毎月平均 40~50件の契約実績
・工場→不動産業界→入社2年目で宅建取得

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宅建業者と宅建士の違いをわかりやすく解説

新人くん「“宅建業者”と“宅建士”って、名前似てますけど違うんですか?」

タク「全然違うよ。会社と個人、って思えばわかりやすい。」

宅建業者と宅建士は、どちらも不動産に関わる言葉ですが、意味がまったく異なります。

簡単に言うと、宅建業者=不動産会社(法人)宅建士=資格を持つ個人のことです。

項目宅建業者宅建士
意味不動産の売買・仲介を行う会社不動産取引の専門資格を持つ個人
登録先都道府県知事の「宅建業免許」都道府県知事の「宅建士登録」
業務範囲契約の仲介や販売業務を行う重要事項説明や契約書への記名押印を行う
人数要件5人に1人以上の割合で宅建士が必要

つまり、宅建業者は「免許を持った会社」であり、宅建士は「その会社で契約を支える国家資格者」なんです。

この関係性を知らないと、「宅建士になれば不動産会社を開業できる」と誤解してしまう人が多いですね。

新人くん「じゃあ、宅建士の資格を取っても、すぐに不動産会社を始められるわけじゃないんですね。」

タク「そう。宅建士はあくまで“人の資格”。会社として営業するには別の免許(宅建業免許)が必要なんだ。」

ポイントまとめ

  • 宅建業者=会社に与えられる免許(法人)
  • 宅建士=個人に与えられる資格(人)
  • 宅建業者には宅建士を5人に1人置く義務がある

宅建士は宅建業者の中で欠かせない存在です。

資格を持つことで、重要事項説明や契約書・重要事項説明書に記名押印など、実務の中核を担うことができます。

タク「つまり、宅建士は“不動産会社の心臓部”。資格を持つ人がいるからこそ、会社は動けるんだよ。」

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この記事を書いた人

・宅地建物取引(国家資格)
・不動産賃貸営業歴6年
・月間平均 40~50件の契約実績
・工場勤務 → 不動産業界へ → 入社2年目で宅建取得

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